目次
筋トレにおいて絶対にしてはいけないこと(その①)
●フォームがぐちゃぐちゃ
始めたての頃は、周り人や動画などを真似て筋トレをすることが多いと思います。最初から完璧なフォームは無理がありますが、ポイントを掴んで意識することでどんどん矯正されていき、数ヵ月すれば綺麗になってくるはずです。
何も考えずに動作だけをマネする方をよく見かけますが、間違ったフォームは筋トレ効率を下げて狙っている部位に刺激がうまく入らない原因となります。「今どこを鍛えているのか」「角度や握り方、支点となる場所はどこか」など必ず意識付けをしながら行いましょう!
筋トレにおいて絶対にしてはいけないこと(その②)
●チーティング(反動)を使う
チーティングは筋トレの終盤で「他にサポートをしてくれる人がいない状況」、「一人で追い込みをかけたい時」に使用する方法です。バーベルカールなどで反動を付けて高重量を上げるのは筋肉へ刺激が十分伝わっておらずあまり効果がありません。
最初からチーティング目的で重量を設定するのではなく、自分の力に合った重さにすることが大切です。「筋肉を肥大化させたい」「筋肉量を増やしたい」と明確な目標がある人は、追い込みの手段としてチーティングを取り入れるようにしましょう。
筋トレにおいて絶対にしてはいけないこと(その③)
●空腹状態での筋トレ
筋力を落としてしまう一番の原因として「空腹状態の筋トレ」が挙げられます。血糖値が下がった状態でのトレーニング・運動は糖新生(身体に不足している糖をつくる働き)を起こす要因となり、筋肉を材料として分解し始めます。
しっかり食べてエネルギーを補給した状態で、トレーニングに臨むことが筋肉量を増やすためには必須です。バナナや羊羹など消化の早いものを食べて効率的に鍛えましょう。
筋トレにおいて絶対にしてはいけないこと(その④)
●1度のトレーニングでたくさんの部位を鍛える
初心者でも特に多いのが部位を定めずに鍛えることです。1度のトレーニングでできる限り多くの部位を鍛えた方が効率的と思う気持ちも分かりますが、筋肥大(バルクアップ)を狙っているなら今すぐにやめましょう。
筋トレは狙った部位にまんべんなく刺激を与えて筋繊維を壊していく作業になります。中途半端に傷つけられた筋肉は現状維持の材料にしかならず、肥大化まで届くことはありません。本当に効率を重視するのであれば1週間の中で、月曜日は【胸】火曜日は【腕】・・・などと曜日ごとに部位分けし、集中して追い込むことが一番です。
筋トレにおいて絶対にしてはいけないこと(その⑤)
●筋肉痛が残っている状態での筋トレ
結論から言うとほとんど治りかけの状態であれば行ってもかまいませんが、ピーク時やあきらかに痛みを伴っている場合は絶対にトレーニングを避けましょう。壊れた筋肉を修復する段階で邪魔をして、更に破壊することは自傷行為と一緒で筋肉にとっては逆効果です。
しっかりと修復作業が終わった、もしくは終わりかけの時に新たに刺激を加えることが筋肉成長の正しいサイクルとなります。「冷やす/温める」「しっかり食事を摂る」などして疲労を貯め込まないように意識することで超回復を早めることが可能です。
筋トレにおいて絶対にしてはいけないこと(その⑥)
●スマホ(テレビ)を見ながら筋トレ
「筋トレ中は筋肉と会話する」なんて聞いたことはありませんか?これは実際に喋っている訳ではなくそれ位、筋トレ中は筋肉と向き合っているということです。中には、喋りかけている本物トレーニーもいますが、基本的にはトレーニング中は他へ意識を持っていかれることはありませんし、あり得ません。
スマホで動画を見ながら、テレビを見ながら行う人もいるかもしれませんが、今すぐにやめましょう。トレーニング動画を見ながらを同じです。頭の中へインプットしてメリハリをつけてください。
他へ意識を持っていかれてしまうと、筋肉への刺激が半減するだけでなく質が一気に下がります。今日という日を無駄にすることなくいち早く理想像へと近づきたい!と思うのであれば「筋トレ」「娯楽」は完全に区分分けすることが重要です。
まとめ
絶対にやってはいけないこと【筋トレ編】をご紹介させていただきました。初心者の方などは誤った知識をYouTubeやテレビなどからインプットしてしまうことが多くなりました。周りに気づかせてくれる人や環境があれば良いですが、そうはいかないのが現実です。一度立ち止まって、基本を正しく行えているか再確認してみましょう!